不登校児ママが超絶イライラ期から「不登校になってよかったかも」と思えるようになるまでのざっくり年表②

よその子育て

前回の記事に引き続き、テルの不登校体験を年表にして公開します。

後半はゆっくりゆっくりと学校に慣れていき、心が元気になってきた我が子の未来に向けてこれからどこで学ぶのかという選択を家族でしました。

不登校から特別支援学級へ、別室登校から母子登校して授業を一人で受けられるようになるまでの過程をざっくりご紹介します☆

年表を見るにあたって

この年表は前半後半の後半部分です。

年表を見るにあたって、知っていたほうが良いこと、心構え等は①の記事記載してありますので、①の年表と一緒に確認していただけると、全容がわかります。先にチェックしておくことをオススメします。

不登校年表 別室登校から不登校になって二年後まで

 
※(不登校に関する行動や変化)
   
   
4月 地域の子供向けワークショップに自分一人で参加して楽しんで帰って来て驚き。
子どもとの交流機会を増やしたく、習い事をし始める。(妹と一緒)。少しずつ行動的になってきたことを実感
二年生になる。
休み明け、学校にまた行けなくなる。
心身を休ませてあげた方がよいと判断し、勉強もやる気に任せ、家でゆっくり過ごさせる。
月に数回、先生に顔を見せる程度の日々が続く(6月くらいまで)
5月 娘の甘えたい気持ちと私の疲れて何もしたいくない気持ちが嚙み合わず、受け入れてもらえない長女が感情的にキレることを繰り返す
学校の敷地内でやる習い事に興味を持ったので、場に慣れるためにも良いと判断して体験させる
6月 学校の敷地内でやる習い事をはじめる
7月
週に一回くらい私と一緒に学校に短時間だけ行けるようになる。(別室で先生と話したり、ちょっと勉強をしたり)
別教室にいる時に仲が良いクラスメイトが来ることを受け入れて、楽しそうにお話しできた。
終業式の日も登校し、通知表を久々に本人が先生から受け取る。
地域の子供向けワークショップを一人で二時間楽しんでこれた
8月 夏休み中は友達と遊んだりワークショップに一人で参加したりと、割と楽しく積極的に過ごすことができた。
9月
夏休み明け二日目に短時間の別室登校ができた!(母子一緒)
夏休みの宿題の工作の自信作を教室に持って行くという理由で久々にクラスの教室に自分から入ると言って二時間授業に出れた!
次の日も好きな授業なら行くと言い、私と一緒に二時間授業が受けれた!
短い時間私と一緒に授業を受け、帰りは下校班で私抜きで帰ってこれた!
二時間目~下校までほぼ一人で学校にいれた! ただはじめは椅子に座れず、私にじばらくくっついていた。
少しずつ一人で学校にいれる時間が増えていったが、さみしさと授業のわからなさから涙することもあったようだ。
一人で学校に少しだけでも、行けるようになってから一週間ちょっと過ぎたら、学校で発熱。精神的な疲れか?
発熱から一週間くらい学校に行けなくなる。
久々に学校に行ったら、ずっと抱っこされた状態からうんともすんとも言わなくなる。けどいきなり元気になって先に帰ってよいと言われる。
私と一緒に登校して、娘の許可が出たら一人で帰って、また迎えに行くを繰り返す。どうやらクラスメイトに馴染めるか馴染めないかバイバイできる鍵のよう。
一時間目に登校して、一人で帰ってこれた。席が女の子の隣になったのがよかったのかも。テストが難し過ぎて泣いたらしい。
学校には行けたり行かなかったりを繰り返すようになる。
10月
運動会に最初から最後まで参加することができた!
学校には好きな授業がある日には行くが、そうでないと行けなくなってくる。
11月
学校公開に参加できた!
校外学習にも一人で参加できた!
他は相変わらず私と学校に行ったり行けなかったり。一人でいれたり、いれなかったり。
12月
わからない授業に参加するのは苦痛な様子。先生に特別支援学級でその授業の時間に勉強してみてはと言われて、はじめて特別支援学級に行く。
迷路や点つなぎなどを交えながら少しだけ簡単な勉強をする特別支援学級は居心地がよかったらしく、時々行くようになる。
学習の遅れを理由に担任の先生に本格的に特別支援学級をおすすめされた。ちょっと戸惑う。
娘は特別支援学級に行くことに勉強面ではよいが、友達と離れるのは嫌だと言っていた。
1月
基本的に特別支援学級で過ごすようになる。
何度か特別支援学級で娘が自分の感情を抑えられなくなって泣く喚くの大騒ぎ。先生がとても上手に対応してくれて感動。
特別支援学級のほうが、娘が緊張せずに自分らしくいられることに気が付き、本格的に支援学級に入ることを検討し始める。
学校にちょくちょく行くようになってから行かなくなっていた教育センターに行き、発達に問題ないか簡単なテストを受ける
発達に特別な遅れはないが、不安がとても強いというテスト結果をもらう。支援学級でゆっくり勉強や学校になれることは良いかもしれないと言われる
来学期から特別支援学級に入れることを決断。
2月
特別支援学級の授業参観に参加できたが、ほとんど私にべったりくっついていた。
学校には基本的に二時間目から特別支援学級に行くようになる。
私と一日一緒に特別支援学級にいる。徐々に長女一人でいられる時間も増えていった。
3月 夫に頼み込んでストレス発散に学生時代の友達と一泊で旅行に行かせてもらう。
特別支援学級に二時間目から行き、一時間くらい私がいたり、いなかったりしてから解放され、帰りに迎えに行く流れが定着しだす。
週に二日くらい休んであとは学校に行けるようになってくる。
4月 三年生になる。
体験ではなく特別支援学級の生徒になる。
私と一緒なら登校班に混ざることが時々できるようになる。
一緒に登校して、娘が満足するまで一緒にいて、私が一人で帰って、放課後迎えに来るという流れができる。
月、火は休みがち。水曜日から金曜日までは学校ですごせるようになってくる。
突然妹への劣等感からか大荒れ。クソババアにはじまり暴言を吐いたあと、自分自身を悪く言い命を粗末にすつ発言をされる。母子共に大号泣。落ち着いてから話を聞くと、やっぱり妹より出来ない自分が悔しくて悲しいようだった。長女はちゃんとやるべきことを頑張ってるから偉いんだ、と励ます。
5月
少しずつ、自分一人で学校にいられる時間が増えていく。
6月 未だに学校を休みたいと言われるとサラッと受け入れられない自分に気が付く(昔よりはかなりマシだけどね!!)
7月
教室まで一緒に行かなくても、昇降口や校門から一人で教室に行ける日が増えて来る。
時々、学校から家の近くまでなら私無しでも帰れるようになる。
一回か二回、登校班で私無しで学校に行けた!
9月
始業式に学校に行けた!!
時々、家まで一人で帰って来れるようになった。

年表を見て、今思うこと。

テルが不登校になる前後はかなりイライラしていた。

長女が不登校になる前後の時期はテルが子育て疲れがピークな上に、子どもの気持ちを考えて行動する余裕がなかったですね。そのイライラが子どもにも伝わってかなりストレスを与えてしまっていたと今では考えています。かなり反省しました。

ゆっくりと前進と後退を繰り返しながら確実に前進した2年間

学校に行けるようになったり、休んだり、出来るようになったり出来なくなったりを繰り返した二年間でした。

けれども、確実に良い方向に長女も私も成長しました!

この成長は長女が「学校に行きたくない」という気持ちを伝えてくれたからこそ得られたものでした。

不登校になったからこそ、たくさん悩み、考え、見直し、成長できたんだなと今では思っています。

だから「不登校になってよかったかも」と思えるようになったんです。

どうやったら年表のような成長ができる?

テルは長女の不登校から約二年でほぼ毎日学校に行くことが出来るようになりました(まだ時々休むけどね!)

テルは現状、不登校前の生活や家庭環境よりも現在の方が何倍も良いと思っています。たとえ、長女が普通学級に通わずに勉強がめっちゃ遅れていようと。テルが週末にしか働けず、稼ぎが減ろうと。

家族の笑顔が何倍にも増えましたからね。

そこで気になるのは年表には具体的に書かれていない、娘の成長の源だと思います。

簡単に言ってしまえば、テルが母親としてめっちゃ変化、いや、進化しました!

他にも要因はたくさんあると思いますし、あくまでこれは我が家の話ですが、テルが変わったから、長女の不安が減り、自信が持てるようになって、学校に行くという行動をとれるようになったという実感があります。

その辺の経験談はまた別の記事に小分けに投稿予定です。よかったらそちらも覗いてみてください。

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