子育てママのイライラ解消体験談② 何よりも休むことが大切だった!

よその子育て

子どもは可愛い。もっと可愛がりたい! 毎日笑顔で接したい!! けれども、イライラする!!

イライラしたくないのに、イライラしてしまうぅ!!!

自分って子育て向いてない……なんて、テルは毎日のように自分を責めていました。

しかし! そんなテルは約二年の時を経て、頭の中が沸騰するようなイライラから解放され、子どもと笑顔で接する時間が大幅に増えました。

今回の記事はそんなテルのイライラ解消体験談の第二弾☆

①でイライラの原因が余裕のなさだったと知ったテルが、その次に取った行動とは?

それは休むこと!!

これ、何よりも重要でした。

余裕が欲しかったら休む!

テルのイライラの原因は心身ともに余裕がないことでした。

ならば、余裕を生み出せばいい。

じゃあどうやったら余裕が生み出せるのか。

イライラをほぼ克服した今思うのは、休むことがもの凄く重要だったということ。

どうして休むことが重要だったのか

第一弾でも語りましたが、イライラは心に余裕=余白がないから生じていたのだと、テルは思っています。

余裕がない原因については第一弾の記事でご紹介していますので、そちらを覗いて見てください。

そして、大事なのは余裕の無さを作り出す原因を取り除くこと。

そのために一番最初にすべき重要なことが休むことでした。

休むことは余裕の無さを作り出す4つの原因の内の2つ、忙しすぎ、疲れすぎに直接作用してくれます。

その上、他の原因を解決するための精神的余裕を生み出してくれます。

なので、テルは思いっきり休むことで、精神的に大分安定することができました!

ママは休めてる? 私は休めていませんでした。

休むことが重要だと、わかったところで皆さんはこんな風に考えませんか?

「はたして、自分は普段休めているのだろうか?」と。

スマホをぼぉっと弄っている時間がないわけじゃない。ほとんど家の中にいて肉体的に疲れているわけでもない。仕事をしていたときと比べて、常に集中して黙々と作業をしているわけでもない。

なら、自分は休めているのでは?

当時のテルはこんな風に考えて、自分に休憩が必要だとはあまり考えていませんでした。

けど、後になって気が付きました。子育てと家事は仕事をしているときよりも大変だということに!

時に命を預かる看護師と同じように子どもの看病をし、健やかな成長のために栄養士のように食事のメニューを考え出して調理する。子どものスケジュールを管理する秘書となり、自分以外の人間が汚した部屋を掃除する清掃員、経理、運転手、保育士、etc

しかも、寝ているときも油断できない。

子どもが生まれるまで朝までぐっすり眠るのが当たり前だったのに、夜泣きや授乳にはじまり、隣で寝ている子どもの突然のキックやパンチに飛び起き、ふとした身動きで目が覚めてお腹が丸出しになっていたら布団を掛け、おねしょをされたら全力で処理。

これらのことをしながら、以前と同じように自分と夫の面倒も見る。

おい、給料と休日はどこいった!?

そう叫びたくなったことが、何度あったか。

しかも、母親である限り、それをするのが当たり前であり、自分を含めた誰も褒めてくれない。

そして、休憩をしようとゴロゴロしはじめても、「ママ遊んで~」「ママトイレ~」「ママ寝ちゃダメ~」の構って攻撃がいつ飛んでくるかわからない。

こんなの、忙し過ぎだし、疲れて当然だぁ!!!!

と、テルは後から気が付きました。

イライラしちゃう皆さんはどうですか、ちゃんと休めてます?

どう休む?

さて、ではイライラを解消するためにテルはどんな風に休んだのか。

それは、

「今、私完全に休憩できてるぅ~~、満足~~☆」

と思えるくらいまで思い切って休みました!

まずは一泊二日で、子どもから離れ、家からも離れ、実家に行き家事をサボり、カラオケに行って熱唱し「こんなに何もしなくていいの」?と思えるくらい最低限のことしかしないで、ダラダラして遊びまくりました。

そうすると、少しでも「頑張れそう!」って気持ちになるんです。そして、また頑張って、疲れて「頑張りたくない」「頑張れない」って少しでも思ったら、またできる限り休む。

そんなことを繰り返している内に心の余裕が生まれてきました。

とはいえ、休めと言われてもそう簡単に休むことが出来ないのが現実……。

ならどうしたのかも、お話しておきましょう。

休む時間を作った方法はこの2つ!

休む時間が取れない。

そんな時にテルは以下の二つを一生懸命やりました。

①誰かを頼る

②サボる

気軽にできる人もいれば、どちらも苦手な人もいるでしょう。

テルはどちらもやっているつもりで、どちらもちゃんと出来ていませんでした。

けれども、子どもにイライラし続ける日々を送るよりかは思い切って行動してみた方が、子どもと家族のためにもなる。そう思って、思い切って行動しました。

①誰かを頼る

さて、周囲を頼ることが出来ない人は、どうしても遠慮してしまうタイプ、人に弱みを見せるのが苦手なタイプ、頼れる人がいないタイプ、のどれかに当てはなっているんじゃないでしょうか。テルは全部にちょっとずつ当てはまっているハイブリットタイプでしたw

ということで、どう開き直ったのかをお話しましょう。

遠慮はする必要があるのかどうかを考え直す

自分がしている遠慮が本当に必要なのか考え直してみました。

自分が休憩することによって子供にイライラせずに優しく接することが出来れば、頼る人の笑顔に繋がる。誰も、自分と子どもの不幸を望んではいない。

そんな風に考えて、人に頼ることが未来を明るくする、と割り切るようにしました。

子育てにイライラすることは弱みじゃない!

『自分の子どもに対してすごくイライラしてしまうなんて、母親失格なのでは?』

『子供にこんなにイライラしているなんて知られたら、軽蔑されるのでは?』

そんな不安を感じて周囲に頼ることをためらってしまう。

テルにも少なからずそんな気持ちがありました。

となれば、自分の良くないところを堂々と口にして、休ませてくれと言うのはしんどい。

だから、テルはこんな風に考えるようにしました。

子どもにイライラするのは、子どもが自分にとって見捨てられない大切な存在だから。

どうでもよい相手だったら、イライラしたら切り離せばいいんです。

でもそれが出来ないから、見捨てられないから、どうにかしようとあがくから、上手くいかないことが増えてイライラするんです。

イライラ=愛、と言っても過言ではない!

こう考えた上で、さらに以下のように思考しました。

けれども、親のイライラは子どもを委縮させたり、心を不安定にさせる原因になってしまう。

愛する我が子のために休みを取り、余裕を取り戻し、笑顔で接する時間を増やすために行動する。

これのどこに後ろめたい要素があるのか。

そもそも、頼る相手からどう思われるかより、子どもの健やかな成長のほうが優先じゃないのか。

休むことが悪いこと?

いやいや、だったら世の中が残業に厳しくなったり、週休二日にしたりなんてしません。

こんな風に開き直って、誰かに助けを求められるようになりました。

頼る相手はどこにいる?

夫、パートナー、両親、義両親。

テルは有難いことに頼ることができる相手に恵まれました。

けれども、中には気軽に頼る相手が思い浮かばない人もいると思います。

そんな中子育てをするのは本当に大変で、こんな人にこそ休んで欲しい。

民営のシッターや一時預かり保育を利用するのもあり。

自治体のファミリーサポートや子育て支援センターで一時預かりをしてくれるところもあるので、役所に問い合わせてみると案外手段が見つかるかもしれません。

近所のおばさんにちょっと見ててとは中々いかない世の中なので、探してみれば同じ悩みを持ったママを支援してくれるサービスが見つかる可能性は充分あります!

とはいえ、それでも頼る相手が見つからない。休み足りない。金銭的に難しい。

そんな人にオススメで、日常的に心身を休めたかったテルが使った手段はサボりです!

②サボりは究極の休憩術だった!

さて、笑顔の母親と眉をつり上げている母親どちらの子どもになりたいですか?

では、綺麗好きでいつも部屋がピカピカな母親とズボラで部屋がいつも汚い母親ではどちらの子どもになりたいですか?

それでは、いつも部屋が綺麗でイライラしている母親と、いつも部屋は汚いけどニコニコしている母親、どちらの子どもになりたいですか?

意見は様々だと思います。けれども、テルは部屋は汚いけどいつもニコニコしている母親の子どもになりたいって思ってます。

だから、サボって休憩して、ニコニコママを目指しました。

掃除をサボる

部屋が汚いことが気になって掃除をしたい、けれども子どもにアレコレと要求をされて中々進まなくてイライラ。これはテルのイライラの王道パターンの一つでした。

けれども、掃除をサボっても問題ない。健康被害が出ない程度に部屋は汚くてOK、と割り切れるようになったら、その分心に余裕ができました。

料理をサボる

料理も同じ。頭の中にある健康的で美味しい理想の料理を提供しようとすると、子どもに構っている余裕がなくなる。ならば、もっとレベルを下げればその分心に余裕ができる。

昼ご飯はインスタント、夕飯は丼ぶりやカレーなどの一皿料理、朝はとりあえず何か食べれば良し! 足りない栄養はビタミンゼリー。これはリアルなテルの家の食事内容です。

元々偏食だった我が子ですが、こんな献立でも基本健康。

でもって、こだわってご飯を作らなくなった分、残されてしまった分の精神的ダメージが減ったのでよりイライラは減りました。その上、ご飯を残すことで怒られづらくなった我が子達はそれ以前より、楽しそうに食事が採れるようになった気がします。

お風呂をサボる

以前は毎日入ることにこだわっていたお風呂も子どもが嫌がれば二日に一回で良いと割り切りました。冬の時期なんかは、疲れているときは二日連続でお風呂に入りたがらないときもありましたけど、それも基本は受け入れます。

体が痒くなる、臭くなる。

これらのことが気になっていた時期もありましたが、子ども自身が困る経験をしなければ、お風呂の大切さをいつまで経っても学べません。

高熱が出た時に汗をかいてもお風呂に入らないのと同じ~、体洗ってとか拭いてとか着替えさせてとか言われないからラッキー、そんな風に思って気にしないようにしました。

心の健康第一!

家族が笑顔で過ごせればなんでもよし! 常識的で理想的な過ごし方を無理に実行しようとして、心が不健康になったら何も良いことなし!

といった感じの心構えになると、家事はサボろうと思えばいくらでもサボれました。

不潔や不衛生を推奨しているわけではないですよ!

優先順位の上位にテルが笑顔で家族に接することを入れただけです。

イライラを解消して、自分が笑顔になると全てが好転した

突然ですが家族円満に必要なことはなんでしょうか?

お金? お金持ちでも殺伐とした家庭はありますし、貧乏でも仲良し幸せ家族は存在しますよね。

健康? これも勿論大切だ! けれども、健康と同じくらい大切な円満のコツがあるんです。

それが、家族と過ごす時間が最も長い人物=ママ(主夫もね!)の笑顔だとテルは思っています。

実際、テルがイライラしづらくなったら、家庭の問題はどんどん改善していきました。長女の不登校しかり、癇癪しかり。

自分が笑っていられるように生活を改善したら、家族丸ごと明るくなりました。

ママの笑顔は家族の笑顔の源なんだと、とても実感しています。

だから、今でもテルは「疲れた」「動きたくない」と思ってモヤモヤしてくると、ぐでぇっとして休みます。

休んでしばらくすると、「そろそろ頑張らなきゃな」って自然と思えてくるんです。

これは心に余裕ができたから。

余裕を取り戻したら次のステップ。それでいいんだと思ってます☆

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